心豊かに

8月15日(日)

 

昔読んだ本の中に、

人は、生まれる時に自分で運命を選択して

神様から命をもらってこの世に送り出されるんだ、とあった。

だから、子どもの時に不慮の事故で命を落とすことも、

「いいよ僕行ってきます」と言って元気に出ていく。

これは誰かが考えたことだけれど、

あまりにも悲しいことでこの世を去る人のことを想ったときに、

少し救われた気持ちになった。

 

人の寿命はわからないけれど、生きている間にたくさん笑って、

感動して、人や自然を愛しんで、心豊かに生きられること、

そして静かに穏やかに人生を終える。神様ありがとうございます。

と心から言えるように生まれてきたのだと信じたい。

 

愛する人が病で苦しむ姿はつらい、

ましてや、お母さんに愛情たっぷりで育ててもらった末、

国のためにと、特攻隊でその命を犠牲にした方たち

神様が望むわけがない。あまりにも苦しいよ。

 

自分だけの幸せはありえない。

世の中にある悲しすぎるできごとのこと、

祈る力を持ちたいです。

今日、平和祈念式典で、哀悼の真を、と言われたときに、

自分にどれだけ真がつくせるか、

黙祷の1分間、

生神金光大神様 天地金乃神様

を何度も繰り返していました。

それだけで、すーっと自分の固い心が、祭壇の方に向かう気がしました。

人に向かう心を神様に、と仰られるけれど、

見ず知らずの御霊さまに対しても同じことが言えるのかな

と思いました。

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